最近、C#の勉強を本格的にやりたいなぁと思っていたのですが、C#の勉強をやるにはWindowsパソコンがあったほうがやりやすいです。
ですが、我が家はアップル製品に侵食されつつあり、Visual StudioをインストールできそうなWindowsノートパソコンはありません。
そこでコスパの良いWindowsパソコンがないかなぁと思っていたら、スゴイのを見つけてしまいました。
HUAWEIのMateBook 14 Ryzen 5です。
HUAWEIは中国の大手スマートフォンメーカーで、今やAppleと肩を並べる程です。スマホ界隈では中国メーカーの躍進が続いていますが、中国メーカー製のパソコンにはそれほど注目していませんでした。
ですが、このMateBookはパソコンのクオリティ・価格・スペックのすべての点でバランスのとれた非常に優秀なパソコンの予感がします。
MateBook 14 Ryzen 5のスペック
まずこのパソコンの基本スペックはコチラ。
CPU | AMD Ryzen 5 5500U 2.1 GHz/6コア |
画面サイズ | 14インチ (アスペクト比 3 : 2) |
解像度 | 2160 x1440 (2K) |
メモリ | 8 or 16 GB |
ストレージ | 512 GB |
重量 | 1.49 kg |
その他 | 指紋認証 HDMI x 1 USB Type-C x 1 USEB3.2 Gen1 x 2 |
ハイスペックなのに、とにかく安い
MateBook 14は、メモリ 8GB、ストレージ 512GBからのラインナップとなっており、CPUをAMD Ryzen 5にした場合、なんと最安で75,000円程度から入手できます(2023/1調べ)。
メモリ 16 GBにした場合でも、87,000円です。
ちなみにM1 MacBook Airで同じメモリ・ストレージ構成にした場合は、190,000円ほどなので、いくらCPUに差があるとはいえ、倍以上の価格になるんです。
やはり、最近のMacBookは高い…
一方で、Dellのノートパソコンなどを見てみると、スペック・価格ともにMateBook相当のものもあるので、とりわけ格安というわけでもないのですが、MateBookはハード面の作りが良いだけに、お得感を感じてしまいます。
安いのに、キーボードや筐体の質感がすばらしい!
私は一度、実物を触ったことがあるのですが、キーボードと筐体の質感がかなり良くて驚きました。あとトラックパッドも操作性が良かったです。
一言で言うなら、ハードウェアはMacBookに近い質感です。MacBookもパソコンのクオリティはかなり高いと感じますが、それに負けず劣らず、といった感じです。
これまでいろいろなWindowsパソコンを触ってきましたが、キーボードに満足できるパソコンがあまりありませんでした。特に低価格のWindowsパソコンはキーボードがペタペタしていて打ちにくいものが多く、いまいちでした。
キーボードの打ちやすさに関しては、好みが分かれるので一概には言えませんが、10万円前後のパソコンとしては相当ハイクオリティです。
筐体の見た目もクールでいい感じです。
実は指紋認証もついている!
実はMateBookは指紋認証機能を搭載しています。指紋認証のレスポンスも良く、スムーズに画面復帰できるようです。
スリープから復帰するのにいちいちパスワードを打たなくても良いのは楽でいいですね。結構パスワードの打ち間違いでなかなかパソコンにログインできないこともありますからね…
画面のアスペクト比3:2は、用途次第
MateBookはノートパソコンには珍しく、画面のアスペクト比として3:2を採用しています。
これの良し悪しは用途次第かなぁと思いました。
もし画面いっぱいに一つのアプリを開いて作業をするのであれば、3:2のアスペクト比は有用だと思います。
16:9だとどうしても下方向の情報が少なくなってしまうので、ブラウザでのネットサーフィンやwordなどでの文書作成作業などにはちょっと不便です。
アスペクト比が3:2であれば、縦長になるので一画面でより多くの情報を閲覧できるようになります。
ですが、3:2のアスペクト比は良い点ばかりではありません。動画鑑賞の用途では、最近の動画の多くはアスペクト比16:9なので余白ができてしまいます。
また2つ以上のアプリを並べて使用する場合には、1つのアプリごとのWindow幅が狭くなってしまうので、むしろ作業しづらくなる側面もあります。
こういった理由から、画面サイズが3:2である点は、ユーザーの用途次第で良し悪しがわかれそうだなぁと感じています。
ちょっと残念だった点
1.SDカードスロットが無い
これはカメラユーザーとしては結構辛い点です。
カメラだと基本的にSDカードにデータを記録しますが、これをデータ移行する際にいつも変換アダプターが必要なのはめんどうです。
純粋にSDカードスロットが欲しかった…
2.USB Type-Cが1つしかない
これはなくても大きな問題ではないのですが、あるとなお良かったなというくらいです。
MateBook 14はUSB Type-Cが1つだけついています。まぁ1つあれば良いんですが、実はこれが充電ポートも兼ねています。
そのため充電中は、USB Type-Cに他のデバイスを挿せないのです。外付けHDDなんかをType-Cで使用する人は、充電のたびに抜かなくてはいけないので地味に面倒くさいですね。
その代わりと言ってはなんですが、USB Type-Aが2つ付いています。これはこれで便利なのであってよかったなと思いますが、コスト削減でType-Aを2つにしたのでしょうか?
3.ちょっと重たい
MateBook 14は1.49kgあります。MacBook Proぐらいの重さです。持ち運びは問題ないのですが、片手で持つとちょっと重たいな、と感じる重たさです。
かばんに入れて長時間持ち歩いたりすると、少し疲れてしまうかもしれません。
まとめ
最近はハードウェアがMacBookに近いWindowsパソコンがないかなぁと思っていたので、有望なパソコンがでてきているので楽しみです。
それでいてMateBookはスペック対比の価格もかなり安い部類なので、今モーレツに購買意欲を掻き立てられています。もし近いうちにMateBookを実際に購入したら、ぜひレビューしたいと思います。