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【Arc】タブとブックマークの狭間。Pinned Tabsの使い方について考える

こんにちは、くろがきです。

Arcというブラウザを導入してから、タブブックマークについて考えるようになりました。

というのも、Arcにはブックマークの概念がないからです。

ブックマークには、究極的にどのような役割が求められるのか
その役割はブラウザに持たせるべきか、否か

そんなことをについて、私なりに考えた結果をまとめておきたいと思います。

Arcのタブ管理について

まずArcにおけるタブの概念をまとめておきます。

Arcには、Favorites」「Pinned Tabs」「Today’s Tabsという、3つのタブを配置するスペースがあります。

そしてそれぞれのスペースは、タブをドラッグすることで移動できます。

Favorites

一番上に位置するのが、「Favorites」。

Favoritesは、タブというよりWebアプリ置き場、という感覚のほうが正しいかもしれません。

Favoritesに登録したWebサイトはアプリアイコンだけが表示され、どのスペースからでもアクセスできます。

他のタブと比較すると、タブ名が表示できないので、特定のWebページというよりは、Webアプリのトップページを登録しておくのがいいと思います。

Pinned Tabs

中央にあるのが、「Pinned Tabs」。

これがArcの最大の特徴とも言えるタブグループです。

Pinされたタブは、この場所で管理され、通常のタブとは少し違う扱いを受けます。

  • ブラウザを立ち上げ直しても消えることがない
  • フォルダで管理できる
  • ホーム機能を持つ
  • 「新しいタブの作成」で順番が入れ替わることがない

特徴を眺めてみると、Pinned Tabsはタブでありながら、ブックマークのような役割も果たせそうです。

Today’s Tabs

一番下に位置するのが「Today’s Tabs」。

Today’s Tabsはアーカイブされることが前提のタブ置き場で、所定の時間が経過するとタブはArchived Tabsに移されます。

もちろん自分でアーカイブすることもできますし、一括でまとめてアーカイブすることもできます。

Today’s Tabsはあくまで一時的なタブ置き場であり、定期的にリセットすることでタブの断捨離を行う場所となります。

それぞれの役割をまとめると次のようになります。

Favorites:Webアプリの置き場

Pinned Tabs:重要なタブの置き場

Today’s Tabs:一時的なタブの置き場

そう考えると、Arc自体にブックマークを残すのであれば、Pinned Tabsに集約するのが妥当ですよね。

とはいえ、Pinned Tabsが本当にブックマークの代わりになるのでしょうか?

Pinned Tabsはタブか、ブックマークか

早速ですが、私なりの結論としては、

Pinned Tabsのタブは、やっぱり「タブ

だと思います。

まぁ当然といえば当然ですね。

私がブックマークに求める機能が何かを考えていくと、Pinned Tabsでは力不足だと感じました。

さらに、ブックマークのごとく気になるタブをどんどんPinしていくだけというのは、少タブ化というArcのコンセプトからも外れてきます。

そもそも、私にとってブックマークやタブとは何なのでしょうか?

①ブックマーク:残したいWebサイトのデータベース

つまるところ、ブックマークは私にとって、残しておきたいWebサイトのデータベースであってほしいのです。

  • ブラウザによらず一箇所に集約されていて、
  • URL以外の情報とも紐づけることができて、
  • ほしいときにすぐに探し出せる

そんなデータベースが望ましいです。

ArcのPinned Tabsにこうした機能を求めるには無理があります。

Pinned Tabs全体に対しての検索もできないですし、スペースごとに異なるPinned Tabsがあるので、見通しも良くないです。

そもそも論ですが、ブラウザ付属のブックマークにこれほどの機能を求めること自体が間違っている気もします。

そのため、現在私はRaindrop.ioというアプリを使ってブックマークを管理しています。

ブラウザとは直接関わらないデータベースにブックマークを残しておくことで、ブラウザの移行もしやすくなりますし、ブックマークの一元化を図れます。

Raindropは検索性能も高く、タグ付けやコメント機能、Webページへのハイライト機能もあるので、気になるサイトはちょっとしたメモとともにどんどん放り込んでおき、あとから分類していくことも容易です。

こういったデータベースがあると、ブックマークをためらわずに行うことができ、究極的には少タブ化にも繋がります。

また外部アプリにブックマーク管理を任せることで、ブラウザ側は整理整頓した状態を保ちやすくなります。

②タブ:役割を終えれば消えゆくもの

一方で、タブとは何なのか、ということを考えてみます。

私にとってタブとは、一時的な作業スペースであり、役割を終えれば消えゆくものです。

ここがやはり、ブックマークとは根本的に違うところだと思います。

ArcのPinned Tabsは勝手に消えることのないタブではありますが、長い目で見ると整理整頓され、必要ないものは断捨離の対象となるべきだと思います。

要らなくなったPinned Tabsは、ブックマークアプリに登録され、ブラウザ上からは消え去る

これが理想ではないかと思います。

そう考えると、Pinされたタブを自動的にブックマークアプリに登録する拡張機能が欲しくなります。

それはさておき、作業効率の向上させたいのであれば、ブラウザ上のタブは必要最低限にしておくのが適切だと思います。

そのためにタブは、永続的というよりは流動的で、柔軟に入れ替わるものであったほうが良いのではないでしょうか。

Pinned Tabsをどう使うか

さて、これまでのことを踏まえて、Pinned Tabsとは何なのかを考えてみたいと思います。

私の現状での結論としては、

Pinned Tabsは重要度の高いタブ置き場

だと考えています。

Today’s Tabsのタブが、他のブラウザで言う通常のタブだとすると、Pinned Tabsがあることによって、重要度の高いタブはPinする、という選択肢が生まれました。

Pinすることで、新しいタブを開いても重要なタブの順番が変わることがなくなり、いつでもすぐにアクセスできる状態になります。

また、重要なタブを明確にすることは、相対的に重要度の低いタブの断捨離のしやすさにも繋がります。

Pinned Tabsは、見通しの良いタブ管理に一役も二役も買ってくれているわけです。

まとめ

ということで、しばらくは以下のような運用方針でArcを使っていきたいと思います。

  1. 特定の作業ごとに、必ず使うWebサイトをPinned Tabsに登録する
  2. 必要に応じて参考資料となる重要なサイトもPinしていく
  3. 参考資料は役割を終えれば、Raindropにブックマークして、アーカイブする
  4. Today’s Tabsは定期的にアーカイブし、タブの増殖を防ぐ

Arcには他のブラウザにはない機能がたくさんありますが、その中でもPinned Tabsは、タブを重要度で分類する、という管理指標を与えてくれました。

これによって、重要なタブへのアクセスがスムーズになり、重要度の低いタブの断捨離も行いやすなりました。

またArcはブックマーク機能を持っていませんが、ブラウザからブックマーク機能を切り離して考えることで、

ブックマーク:一元的なデータベース
ブラウザ:一時的な作業スペース

と、それぞれの役割が明確化します。

しばらくは、上でまとめた方針でArcを使ってみて、より良い使い方を模索してみたいと思います。

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