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【通勤用バッグ】3年間使用したPeakDesign Everyday Backpack Zip 20Lをレビュー

こんにちは、くろがきです。

私はかれこれ4-5年前からPeakDesign製品にハマり始めました。

PeakDesign製品は沼が深く、一度ハマると抜け出せないことうけあいです。

そんなPeakDesign製品の中で、もっともよく使ったのが「Everyday Backpack Zip 20L」です。

私は元々、雨に強い、機能的な通勤バッグを探していたのですが、なかなか満足のいくバッグに出会えませんでした。

通勤バッグって、大体雨に弱いんですよね。

大雨のときは傘を差していても、雨を防ぎ切ることは難しく、バッグやその中身も濡れちゃいます。

パソコンとか書類がびしょ濡れ、なんてことも何度かありました。

そんなとき、これいいなって思ったのが、PeakDesignのカメラバッグです。

私は最初、Everyday Totepackの方を通勤バッグとして使用していて、Everyday Backpack Zipの方は、普通にカメラバッグとして使っていました。

Totepackのほうが書類を持ち歩いたりしやすいですし、コンパクトなので、通勤向きだと思います。

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ですが、とあるタイミングで、パソコンを2台持ち歩く必要が出てきたので、そのタイミングで、Backpack Zipの方を通勤バッグにすることにしました。

そして、実際に通勤バッグとして使ってみるとなんの不満もなく、非常に優れたバッグだと感じました。

そんなこんなで、もう3年ほど通勤バッグとして使っています。

ということで、この記事ではPeakDesignのEveryday Backpack Zip 20Lを通勤バッグとして使用したときの使用感をレビューしていきたいと思います。

PeakDesign Everyday Backpack Zip 20Lの評価

私が3年間、このバッグを使用した経験を踏まえた評価は下の通りです。

機能性:  ★★★★★
耐久性:  ★★★★★
耐水性:  ★★★★☆
堅牢さ:  ★★★★★
価格:   ★★★☆☆
——————————–
おすすめ度:★★★★☆

機能性と耐久性は申し分なかったです。

耐水性に関しては、完全防水ではないので、雨の日はファスナー部から少しだけ水が侵入してくることがあります。

ですが、中身が濡れたことは一度もなく、特に一番大事なパソコンのための空間への水の侵入は全くなかったので、十分な耐水性があると思います。

堅牢さについても、パソコン・カメラのような電子機器を十分守れるだけの高いクッション性があります。

価格は正直高いと感じますが、バッグとしてこれだけの性能があって、PeakDesignの永久保証までついているので、まぁ妥当な金額だと思います。

なお、PeakDesign社のwebサイトから直接買う方が安く買えると思います。

私がこのバッグを買った当時は公式サイトから購入しましたが、購入後にPeakDesign製品の割引クーポンをもらえました。

このバッグのおすすめ度は、本当は★5つにしたいのですが、通勤時に持ち歩くものは人によって異なるので、★4にしました。

PeakDesign Everyday Backpack Zip 20Lの使い方

まず、Backpack Zip 20Lを通勤バッグとして、どんな感じで使っているのかをご紹介します。

ノートのサイズは小さい方から、A5、B5、A4

中の仕切りはこんな感じにしています。

一番底の部分には、BellroyのTech Kitを収納しています。

もう一つの仕切りは縦に取り付けて、メガネケースや歯ブラシを収納しています。

そして余った空間には、500mLの水筒ノートを入れています。

この余った空間は、実はA4ノートも入ります。

B5ノートA4クリアファイルは余裕ですね。

もし参考書とかをたくさん持ち歩きたい人の場合は、水筒の部分に数冊分の参考書を入れる事もできます。

その上でさらに、水筒が必要な人は、外のポケットに水筒を差す事もできます。

メイン収納部の側面には、ポケットがあります。

ここには、マスクとかティッシュを忍ばせています。

あと大雨の日にバッグに被せれるように、大きめのビニール袋も入れています。

メイン収納部の上部には、小物を入れる事ができるジッパー式のポケットもあります。

ここには、AirPodsフリスクみたいな、よく使う小物を収納しています。

このポケットは多少伸縮性のある素材なので、多少かさばるものでも入ります。

会社でもらったお菓子とかも、ここに突っ込んで持って帰ります。

リュックの背面には、メイン収納部とは別に、パソコンを収納する空間があります。

この空間には、仕切りがついていて、パソコンを2台入れる事ができます。

写真では、MacBook Pro 14インチMacBook Air 13インチを入れていますが、どちらのサイズも余裕で入ります。

もちろんA4サイズの書類も余裕で入ります。

この空間は比較的まっすぐなスペースなので、書類が折れ曲がる心配もありません

PeakDesign Everyday Backpack Zip 20Lの耐久性

さて、Backpack Zip 20Lの耐久性についてです。

私は、3年間ほぼ毎日このバッグで通勤していました。

その観点から言うと、このバッグの耐久性はかなり高いと思います。

個人的にはかなり満足しています。

あと数年は余裕で使えそうです。

多少、上部が凹んできた感はありますが、全然許容範囲だと思います。

それ以外は、3年間毎日使用しても型崩れする様子もなく、いまだに自立させて、立たせることもできます。

その他、外観に関しては、ファスナーが壊れたこともないですし、糸がほつれてきたところすらないんですよね。

さすが、永久保証を謳っているだけあります。

バッグ上部に少し色褪せているところがありますが、こんな程度です。

中身の耐久性についてですが、側面ポケットは少し毛羽立っています。

ですが、使用上は特になんの問題もありません。

仕切りの端っこは少し糸?繊維?がほつれた感じになっています。

このほつれ、私は気になりませんでしたが、仕切りはオプションで新しいものを買えるので、気になる人はこの部分だけ新調するのもアリです。

PeakDesign Everyday Backpack Zip 20Lの耐水性

Backpack Zip 20Lの耐水性についてですが、十分な耐水性があると感じました。

普通の通勤バッグの場合、ファスナー部から水が侵入してくる事が多いのですが、このバッグは止水ファスナーを採用しています。

そのため、ファスナー部の浸水もある程度防げます。

実際のところ、完全防水というわけではなく、多少中が濡れてしまうこともあります。

特に雨の日は、バッグ上部のファスナー部から少し水分がバッグ内に侵入することがあります。

ですが、これまで3年間このバッグを使用してきて、上部以外から浸水したことはありません

また、浸水といっても、バッグの中がビショビショになるわけではなく、ファスナー部がしっとり濡れている、という感じの浸水です。

あと、上部は確かに多少浸水を許してしまうのですが、これまで中に入れている書類とか、ノートとか、ガジェットが濡れたことは一度もないんですよね。

浸水の程度が非常に小さいのと、中身がファスナー部から離れていることがその理由だと思います。

そして、この点で一番お伝えしたいことは、バッグ背面のPC収納スペースの耐水性です。

これまで使ってきて、この部分が浸水したことは一度もありませんでした。

この背面スペースは、メイン収納部とも隔離されていますし、基本は体に密着する部分なので、雨に打たれにくい位置にあるんですよね。

持ち歩いているデバイスの中で一番高価で、情報もたくさん詰まっているパソコンを雨から守れる、というだけで、このバッグの価値は十二分にあると感じています。

完全防水だとなお心強いのですが、これまで実質的な浸水の被害が出ていないので、十分な耐水性能と言えます。

PeakDesign Everyday Backpack Zip 20Lの良かった点

Backpack Zip 20Lを使ってみて、良かったと思う点をまとめておきます。

①電子デバイスを安全に持ち運べる

これはカメラバッグならではの利点だと思います。

Peakdesignのバッグは基本的な作りが良いです。

カメラやパソコンを衝撃から守れる作りになっています。

写真では伝わりにくいが、背面はクッション性がある。

バッグ背面にもクッションが入っていたり、バッグの底までパソコンが到達しないような設計になっています。

そのため、パソコンを裸でバッグに突っ込んでも、安全に持ち運ぶことができます。

これまで3年間、ほぼ毎日このバッグでパソコンを持ち運んでいますが、耐衝撃性の面でも耐水性の面でも不安を感じたことはありません

普通の通勤バッグではなかなか、こうはいかないと思います。

②中身の整理とアクセスがし易い

私の場合、普通の通勤バッグだと、なかなかバッグの中を整理することが難しいと感じていました。

通常の通勤バッグは、パソコンや書類を持ち歩く前提のものが多いのですが、それ以外の小物を入れるスペースはほとんどなかったります。

ですが私の場合は、パソコン用のガジェット類など、ちょっとした小物も持ち歩くことが多く、むしろ書類はそれほど持ち歩きません。

そうなると、書類以外のものを整理して持ち運べる仕様のバッグが便利です。

Backpack Zipは、そうした希望を満たしてくれました。

あと、底に入れたものが取り出しやすいのもGOODです。

仕切りを使って、用途に合わせた空間を作れる。サイドからアクセスすると、底に入れたものも取り出しやすい。

Backpack ZIPでは、仕切りがあるので、上の書類や水筒を取り出さなくても、下のTech Kitに用意にアクセスできます。

また肩掛けしているときですら、バッグの側面ファスナーを開けて、底に収納したTeck Kitを取り出すことができます。

これは本当に便利です。

③サイドポケットが使いやすい

Backpack Zip 20Lにはサイドポケットがあります。

伸縮性があって、結構大きめのものも入れることができます。

カメラでの撮影時には、ここに三脚を入れて持ち運んだりすることができます。

三脚ぐらいの幅のものであれば、余裕で入れることができて、ここに水筒折り畳み傘を差しておくと便利です。

水筒をここに挿しておくと、通勤途中に何か飲みたくなったときに、スッと水筒を取って、水分補給できます。

この穴からサイドポケットに侵入した水を排水できる

このサイドポケットは底に小さ目の穴が空いていて、排水機能がありますので、使った後の折り畳み傘を入れても、ポケットから水滴を排水することができます。

あとは、電車の中でバッグを前に抱えて持つ場面では、このポケットに簡易的にスマホを差したりしても便利です。

盗難の恐れもあるので、一時的にでもスマホなどをここに入れる場合には、アンカーなどで固定しましょう。

PeakDesign Everyday Backpack Zip 20Lのイマイチな点

Backpack Zip 20Lを使ってみて、イマイチな点もありましたので、まとめておきます。

①ショルダーハーネスのクッション性が不十分

バッグを背負うときに、肩に掛けるショルダーハーネス。

これが結構薄くてクッション性が低いですよね。

これは、PeakDesignのEveryday Backpackシリーズで以前から言われていて、Backpack Zipシリーズで少し改善された点でもあります。

ですが、個人的にはまだクッション性が低い、と感じます。

通勤用途としては、私の場合、電車に座っている時間もあるので、それほど肩が痛くなるわけではないです。

ですが、休日なんかにカメラを持って外出するときは、このクッション性の低さが肩へのダメージに繋がります。

もうちょっと、クッション性が向上するとありがたいです。

②外からアクセスしやすいポケットがほしい

小物を入れる用のポケットが、外からアクセスしやすいと良かったです。

これは賛否両論あると思いますが、日常使いするバッグであれば、スッと開けれて、鍵とかAirPodsを取り出せると便利ですよね。

Backpack Zipだと、メイン部の小物入れにアクセスする際に、2回はファスナーを開ける必要があります。

これが普段使いだと地味に面倒です。

防犯の観点ではGOODなんですけどね。

ちなみにTotepackの方は、外からアクセスし易いポケットがついています。

パソコンを2台持ち歩く必要がなければ、Totepackの方が使いやすいかもしれません。

ただ、バッグの背負いやすさなどは言うまでもなくbackpack Zipが上なので、悩ましいところです。

③価格設定が高め

PeakDesign製品は総じて、製品価格が高めに設定されているように感じます。

ただ、私はこの点はもう、ある程度受け入れていて、価格が高い分、製品クオリティや永久保証でカバーできている、と思っています。

実際PeakDesignのバッグを使ってみて、3年程度では全く買い替える必要がないと感じています。

むしろ、用途に合わせて別のバッグがほしいとさえ感じます。

完全に沼ってますね。

まとめ

この記事では、PeakDesignのEveryday Backpack Zip 20Lを通勤カバンとして、私が3年間実際に使用したレビューをまとめました。

私はPeakDesign沼にハマっているので、他の製品もいくつか持っていますが、PeakDesign製品は総じて品質が非常に高いです。

デザイン面の好みは分かれると思いますが、機能性・耐久性・耐水性・堅牢性などの観点では、全く不満のない製品です。

もともとカメラバッグなので、電子デバイスを安全に持ち運ぶためには、非常に良い選択肢だと思います。

値段はお世辞にも安いとは言えませんが、値段に見合う価値のある製品だと思いますので、ぜひカメラファン以外の方も手にとってみてください。

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