こんにちは、くろがきです。
PeakDesign沼にハマって、はや数年が経ちます。
通勤用バッグも視野に入れて4年前ぐらいに購入したのが、PeakDesign Everyday Totepack 20L。
このバッグ、実際に使ってみると、厚みが薄いのに自立するところや、雨に強いところ、書類が入れやすいところなど、通勤用途にぴったりなバッグだと感じました。
また通勤バッグとしてだけでなく、作業をするためにカフェに出かけたりときにも大活躍なバッグです。
この記事では、私がこのバッグを手に入れてから4年間で、感じたことを語っていきたいと思います。
PeakDesign Everyday Totepack 20Lの評価
私が4年間、このバッグを使用した際の評価はこのような感じになります。
機能性: ★★★★☆
耐久性: ★★★★★
耐水性: ★★★★★
堅牢さ: ★★★★★
価格: ★★★☆☆
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おすすめ度:★★★★☆
このバッグ、大きめの書類を持ち運ぶ際に便利です。
耐水性や堅牢さも申し分なく、パソコン等の電子機器を安心して持ち運べます。
耐久性も4年間それなりに使用していますが、問題ありません。
価格が高いことや、ショルダーストラップが薄くて頼りないことなど、少し気になる点もありますが、全体的には非常に使いやすいバッグだと感じました。
PeakDesign Everyday Totepack 20Lの使い方
現在Everyday Totepackは、休日にカフェ等にパソコン等を持って出かける際に使っています。
全体像は下記のようなイメージです。
まずバッグ上部にあるフロントポケットですが、ここが私のお気に入りポイントでもあります。
この空間は、バッグの外からアクセスしやすく、意外とたくさんのものを収納できます。
例えば、カフェに出かけるときは、上の写真のようにスマホやチャージャー、AirPodsなどを入れています。
深さ方向も割と大きめで、iPhone 13 miniくらいの大きさであれば、ケース付きでも縦に収納できます。
次にメイン収納部ですが、仕切り板で三分割すると、効率的にものを収納できます。
例えば、真ん中に水筒、一番下のところにBellroyのTech Kitを収納するパターンです。
一番下のところは少しアクセスしづらいので、水筒のように頻繁に取り出すものは、真ん中か一番上にしまっておくのがおすすめです。
横幅はギリギリですが、BellroyのTech Kitがこの向きで収納できます。
取り出す際は、真ん中の仕切り板を曲げてやる必要がありますが、割と簡単に取り出せます。
真ん中部分に荷物が詰まっていると一番下は取り出せないので、そこは注意が必要です。
仕切り板で三分割しても、一番上の空間は割と広くて、B5サイズの本を入れてもまだ上部の空間には余裕があります。
けっこう分厚い技術書も何冊か押し込むことができます。
写真の状態で、収納している本の厚みは合計6cmぐらいです。
そして、バッグ背面にはパソコンやiPadを収納できる空間があります。
仕切られた小さい空間にはiPadがピッタリ収まります。
ただこの空間はそれほど広くないので、カバー付きのiPadは入らない場合が多いと思います。
その場合は、大きい方の空間にパソコンといっしょにいれる方がいいと思います。
この小さい空間の横には、アップルペンシルなどを挿すのにちょうどいい空間があります。
そして、パソコンが入っている大きい空間には、14インチのMacBookが余裕で入ります。
公式サイトによると、16インチのパソコンまで入れられるようです。
さらにA4サイズのノートや書類も一緒にいれる事ができます。
この空間はクッション性もあるので、パソコンなど高価な電子機器を入れても安心感があります。
PeakDesign Everyday Totepack 20Lの耐久性
Everyday Totepackの耐久性ですが、現状では十分な耐久性があると思います。
このカバンを買って4年ほどになりますが、未だ型崩れもないですし、特にほつれたところもありません。
とはいえ、以前にレビューしたEveryday Backpack Zipほど毎日は使用できていないで、耐久性については十分な評価ができていないかもしれません。
また今後、この項目は追記していきます。
PeakDesign Everyday Totepack 20Lの耐水性
Everyday Totepackの耐水性ですが、この点も非常に満足しています。
まずバッグ全体としては耐水性のあるナイロンキャンバス素材を使っています。
さらにバッグの中で耐水性が低くなりがちなのがファスナー部分。
このバッグは、上部とサイドにファスナーがあります。
ファスナーに関して、公式サイトでは明言されていませんが、おそらく素材の見た目から考えると、Everyday Backpack Zipと同様に止水ファスナーが使用されているのではないかと思います。
とはいえ、Everyday Backpack Zipのレビューでも少し言及しましたが、止水ファスナーと言えど、多少の水の染み込みはあります。
そのためEveryday Totepackでは、先端がマグネットで閉じるようになっており、更に折り曲げることができるので、そもそもファスナー部に直接水が触れない構造になっています。
大切なパソコンやカメラ、書類を守りたい人にとっては嬉しい構造ですよね。
PeakDesign Everyday Totepack 20Lの良かった点
Everyday Totepack 20Lを実際に使用してみて感じた良かった点をご紹介します。
①フロントポケットが便利!
Everyday Totepackの上部についているフロントポケットはかなり便利でした。
純粋にアクセスしやすいですし、意外と空間も大きいのでコンデジを仕込むこともできます。
ちょっとしたお出かけの時に、カメラバッテリーや車の鍵、Airpods、スマホなんかを、ガサッとここに入れて出かけるのもいいですね。
あとアンカーホルダーもついているので、鍵や定期入れをここに繋げておくのも便利です。
Everyday Backpack Zipを日常使いしていて不便に感じる点の一つが、ポケットに外部からアクセスしづらい点があります。
電車の中で小物を出し入れする時に、ファスナーを2回開けないといけないのは何気に面倒です。
その点、Everyday Totepackはファスナー1個開けると簡単に小物にアクセスできるのがいいですよね。
一方で、便利な半面、盗難や中身の落下には十分注意する必要があります。
このファスナーにも防犯用の簡易ロック機能がほしいですね。
②わりとしっかり自立する
バッグを持ち歩いていて、しっかり自立してくれるバッグは結構ありがたい存在です。
ふとした瞬間にバッグを置きたくなっても、自立してくれないバッグだと立てかける場所を探す必要があります。
このバッグだと、そういったことを考えなくてもいいんですよね。
Everyday Totepackは、形がそこそこ対象的なので、わりとしっかり自立してくれます。
③薄いので電車の中でかさばらない
電車通勤していると混み合ってきた時にバッグが邪魔になることが多々あります。
満員電車から出ようとするときなんかは、バッグが邪魔で出れない!となることもありがちです。
今は通勤バッグとしてEveryday Backpack Zipを使っていますが、このバッグはわりと厚みがあるので、電車の中だと正直邪魔です。
ですがEveryday Totepackだと、厚みがあまりないので、そういった気苦労からわずかながら開放されます。
④書類や本を持ち歩きやすい
Everyday Totepackは、バッグの構造的に書類や本を入れやすいと思います。
全体的に縦長な構造で、形もしっかり保たれているので、大きめの書類も入れやすいです。
仕切り板をすべて外した状態だとこんなイメージです。
A4サイズのノートもラクラク入ります。
仕切り板を1枚つけても大丈夫なくらい、高さ方向に余裕がありますよね。
メイン収納部に大きな空間が確保できるので、A4サイズの書類をある程度持ち歩きたい人には、嬉しいのではないでしょうか。
例えば、こういった仕切り方をすれば、少し大きめの雑誌(A4変形)を気軽に持ち歩けます。
それでいてまだ、サイドには水筒、下部にはBellroyのTech Kitが入るくらいの余裕があります。
Everyday Backpackシリーズだと持ち歩きにくい書類や本を持ち運べるという点で、差別化できているのもいいですね。
PeakDesign Everyday Totepack 20Lのイマイチな点
Everyday Totepackのイマイチな点もいくつかありますので、まとめておきます。
①口が小さく、モノを詰めづらい
Everyday Totepackの良かった点で、書類や本を持ち運びやすい点をあげましたが、その反面、口が小さいので立体的なモノは入れづらいです。
例えば、服を脱いでEveryday Totepackにしまいたいと思っても、結構押し込みづらいです。
一方で、Everyday Backpack Zipのようにガバっと全面が開くのであれば、ある程度ファスナーを開けることで、わりと服なんかも入れやすかったりします。
Everyday Totepackは、モノを詰めるというよりは、必要最低限のモノを持ち歩くために使う、と割り切ったほうがいいと思います。
②ショルダーハーネスは薄くて、肩が痛くなりがち
これはPeakDesign製バッグに共通して言えるのですが、ショルダーハーネスが薄くて、クッション性は低いです。
特にこのEveryday Totepackは薄いと思います。
どちらかと言うとショルダーハーネスはおまけ的な感じすらあります。
そもそもショルダーハーネスを外してバッグ内に片付けることができるので、手持ちバッグとしてのニュアンスが強いのかもしれません。
もしこのEveryday Totepackをリュックとして使うことを考えている場合は、あまりモノを詰めすぎないようにするか、長時間背負わないようにしたほうが良いと思います。
バッグが重たいとマジで肩が痛くなるので…
③価格設定はやっぱり高め
価格設定はかなり高めだと思います。
気軽に買える値段ではないですよね。
ですが、実際に買ってみて後悔したことはないです。
純粋にバッグとしての品質が高いですし、耐水性もあり、大切な電子機器を保護できる。
そして何より永久保証なので、もしバッグの一部が壊れたとしても保証してもらえる安心感があります。
そういう意味で、値段相応の価値があるバッグだと思います。
まとめ
この記事では、PeakDesign Everyday Totepack 20Lについて、実際に使ってみて感じたことをまとめました。
Everyday TotepackはPeakDesign製品らしい、高い品質や耐水性、機能性を持ち合わせたバッグです。
特にパソコンを持ってカフェに出かけたいときや、書類や大きめの雑誌を持ち運びたいときに便利なバッグです。
通勤用バッグとしては、長時間リュックとして背負うわけでなければ、耐水性や機動性の高さ、バッグ単体で自立できるという観点からも、使い勝手がいいと思います。
完全にPeakDesign沼にハマった人間の言うことなので、話半分に聞いておくのが良いと思いますが、買って後悔しないバッグであることは強調しておきます。
この記事が皆さんの参考になれば、幸いです。
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